筋トレ効果を最大化、カゼインプロテインおすすめTOP3
目次
カゼインプロテインが筋肉づくりを加速
筋トレをしている人の中では、効果的に筋肥大させたい、できるだけ早く細マッチョになりたい、あるいはスポーツの試合に間に合わせたい、夏までにボディメイクしたいなど限られた時間の中で効率的に筋肉づくりを進めたいといったことでプロテインを取り入れている人が多くいると思います。
特にホエイプロテインは効率的にタンパク質が補給できる、消化吸収が早い。このような特徴を活かすことで筋トレ効果の最大化、効率的な筋肉づくりを進めるのに最も適したプロテインとして多くの人が取り入れています。
せっかく歯を食いしばって筋トレをしたのなら、その効果をできるだけ多く肉体に反映させたいものです。
しかし、摂るタイミングによってはもっと効果的なプロテインがあります。
それが、カゼインプロテインです。
意識を高く持って筋トレに取り組んでいる人、フィジークの大会に出るような人、ボディビルダー、筋肥大がパフォーマンスに貢献するスポーツ選手などは、筋トレした結果を余すことなく体に反映させることに第一に考えて積極的にカゼインプロテインを取り入れています。
ただ、それ以外の方々においてはまだまだ十分に浸透していないのが実情だと思います。(年々認知はされてきていますが)
経験者がカゼインを取り入れているのには理由があります。一つ言えるのは、効果をくまなく反映させられること。それに伴い筋肉づくりが加速することです。それは何故なのか?のちほど解説します。
これまでカゼインプロテインを取り入れていなかった人は、その違いを実感してみて下さい。筋肉のハリやシルエットを見ると一段ギアが上がったことに気付くでしょうし、筋トレのモチベーションがアップすることは間違いありません。
ぜひ、カゼインの効果を知って、使って、今だかつてない体を手にいて下さい。
栄養にもっと目を向けよう
効果的に筋肉をつけるためには筋トレをがむしゃらにやるだけでなく、栄養と休養も同じくらい大切であることは今では当たり前のこととして認知されてきています。しかし、栄養に関しては筋トレほど徹底されていないのが実態です。
その中で、筋肉づくりを有効に進めるために積極的に取り入れたいのがプロテイン。
食事から摂りにくいタンパク質を補ったり、成長ホルモン等の分泌タイミングを意識したタンパク質摂取を可能にするのがプロテインですが、カゼインプロテインは摂るタイミングによって効果を最大にすることができるプロテインの一つです。
ホエイが一本釣りなら、カゼインは投げ縄
カゼインプロテインの最も大きな特徴は、消化吸収が遅いということです。これはホエイプロテインが消化吸収が早いのとはまったく逆の作用であることが分かります。この特徴を活かした摂取が効果を最大にするわけです。
筋トレの効果を十分に反映させるには、筋肉が最も栄養を欲しているタイミングに栄養を摂り込んで上げる必要があります。そのタイミングが成長ホルモンの分泌が活発になるタイミングです。
ホエイプロテインの摂取タイミング
効果的なタイミングの一つが、筋トレ直後~30分。個人差やトレーニング内容にも影響されるので最大になるタイミングをピンポイントで計ることはできませんが、おおよそこのタイミングで筋肉に栄養を届けることを開始できればベストのタイミングであると言えます。
ただ、そのタイミングに合わせるには、消化吸収に時間がかかる食事では間に合いません。
そこで、消化吸収が早いホエイプロテインを活用することで、筋肉の材料となるタンパク質をベストなタイミングで送ることができます。
⇒ 筋肥大におすすめのプロテインで効果的に筋肉を付けよう!飲み方や飲む時間帯は?
カゼインプロテインの摂取タイミング
もう一つの効果的なタイミングが、就寝前。
就寝前の”その時点”が成長ホルモンが盛んになるポイントということではありません。
成長ホルモンが盛んになるのは、就寝してからおよそ2時間後です。
しかし、就寝中は栄養を摂ることはできません。そのため、就寝前にプロテインを摂ってそのタイミングに備えておくことになります。
ところが、消化吸収が早いホエイプロテインの場合は、就寝2時間後には吸収が終わっているか、もう少しで終わるかなといったギリギリのところだと思います。これでは、タイミングを狙った効率的なタンパク質補給としては効果的だとは言えません。
そこで、カゼインプロテインの登場です。
消化吸収が遅いことは前述した通りですが、この特徴を活用できる最大のポイントが就寝後の成長ホルモンの分泌が活発になるタイミングなのです。
カゼインは徐々に消化吸収が進むので、就寝後のタイミングを逃すことないわけです。
言わば、ホエイが一本釣りで、カゼインが投げ縄漁であると言えます。
ピンポイントで狙うか、広く狙うかの違いで、どちらがいい悪いということではありません。この時間はマグロが多いから一本釣り、この時間はアジやサバが多いから投げ縄といった具合です。目的に合わせるわけですね。
さらにもう一つの効果的なタイミングがカゼインプロテインにはあります。
食間です。
食間は、食事と食事の間のことを指し、例えば昼食と夕飯の間を食間と言います。
なぜ、食間が効果的なのか?
筋肉づくりを効果的に進めるために考えなければいけないことは、先に述べた通り成長ホルモンの分泌タイミングにタンパク質を届けることを挙げました。
そしてもう一つが、筋肉の分解を最小限に抑えること。
その分解が進む時間帯が、栄養が滞るタイミングです。
それが食間になります。
このタイミングで持続的にたんぱく質(アミノ酸)を供給し続けることができれば、分解は最小限に抑えられ、本来分解されてしまう筋肉が分解されずに済みます。結果的にマイナスをプラスに変えて、効果を最大化することに貢献してくれることになります。もちろん、(就寝前に摂るほどではないしても)合成も行われます。
このタイミングで最もオススメなのは、一番時間が空く昼食と夕食の間です。具体的にはその真ん中くらいで摂ることをオススメします。例えば、12時に昼食、19時くらいに夕飯だとしたら、15時~16時ごろです。そうすることでタンパク質の最小単位であるアミノ酸の枯渇を防いで効果的な筋肉づくりを進めることができるでしょう。
筋肉づくり、筋肥大を目的にしたプロテインと言えばホエイが有名であり、効果的あることは確かです。しかし、タイミングによってはカゼインプロテインの方が効果を最大にすることが理解できたかと思います。
このようにうまく使い分けることで、筋トレの効果を無駄にすることなく効率的に筋肉を成長させることができます。
ぜひ、タンパク質の摂り方に気を配って効果的な筋肉づくりを進めて下さい。
2018年度版 カゼインプロテインおすすめランキング
カゼインプロテインは、ホエイプロテインに比べて需要が大きくないことから販売されている商品は少なくなっています。選択肢は少ないですが、上級者ほど質や効果に敏感なのでメーカーも一切手を抜くことができません。
もっとも、人気のホエイプロテインを展開しているメーカーがバリエーションとして発売しているケースが多いため、質や味などに関してはホエイとそん色ありません。
ただ、ホエイとカゼインの性質の違い上、飲み口に違いがあります。ホエイは比較的さらっとしていますが、カゼインは粘りがありややドロっとしています。その粘りが消化吸収の遅さを作っているのですが、この点これまでホエイのみを飲んでいた人は、突然飲んだらビックリするかもしれませんので、頭に入れておいてください。
では、カゼインプロテインのおすすめTOP3ご紹介します。
1位 バルクスポーツ ビッグカゼイン 1㎏ チョコレート
ホエイプロテインでも人気商品を展開しているバルクスポーツのカゼインプロテインです。商品数が少ないという前提は付きますが、日本において最も多くの人に利用されているプロテインと言っても過言ではありません。
カゼイン特有のクセが少ないので飲みやすく、あと味も悪くありません。ただ、普通のジュースのような美味しさはなく、ホエイに比べると味は落ちてしまいます。それでも味が付いているのでプレーンに比べると飲みやすいでしょう。嫌になるような味ではありませんのでご安心を。私は水で溶かしていますが、甘さは控えめであっても不味さを感じることはありません。
トロミガ強く出るのはカゼインプロテインの特性でもありますが、バルクスポーツのカゼインはかなり開発に力を尽くしたようで、シェイクして普通に飲むことができます。固まってなかなか飲めないということはありません。(参考サイト)
通常、カゼインを飲みやすくするためにホエイと混ぜたりして粘性を分散させるケースが多いのですが、このプロテインは全くそのようなことありません。これも多くの人がオススメする理由ではないでしょうか。
私も就寝前にバルクスポーツのカゼインを摂ることが多く、メインで使っているプロテインの一つです。(いくつか試しているの毎回ではありません)
値段もカゼインにしては価格も安く、飲みやすいプロテインとして重宝しています。
また、カゼインに共通することですが、腹持ちがいいという特徴があります。スポーツなどの減量中やダイエット中に取り入れることで筋肉の分解を抑止できるだけでなく、空腹感も緩和されます。
タンパク質の量は、1杯あたり22.7g摂れるので、就寝中や食間に十分なアミノ酸を供給することができます。
筋トレをしっかりやっていてるのにうまく成長が進まない場合は、一度試してみる価値は十分にあると思います。
2位 100% ゴールドスタンダート カゼインプロテイン・クッキーズ&クリーム
アメリカのプロテインメーカー「OPTIMUM NUTRITION社」から発売されているベストセラーのカゼインプロテインです。
OPTIMUM NUTRITION社は、ホエイプロテインを中心に20カ国以上で展開し、売上も1位という世界的に有名なメーカーです。信頼性、質ともに申し分なく、安心して飲むことができます。
プロテイン先進国のアメリカ産だけあって、どのような人でも飽きがこず続けられるように作られています。リピーターが多いのもこのプロテインの特徴です。
味は、好みの問題もありますが、TOP3の中で一番美味しいと思います。実際、口コミなどでも美味しいというコメントが多く見られますので、おそらく万人受けする味ではないでしょうか。ただ基本的に甘さが強めなので、甘いのが苦手な人は別のカゼインを検討した方がいいかも知れませんが。もっとも多めの水で割ると比較的あっさりになるので購入後に失敗することはあまりないかも知れません。
カゼインなのでトロみはありますが、水分の量を少し多めにしてシェイクすると飲みやすくなります。
タンパク質は1杯あたり24gも摂ることができます。十分な量を摂れることから、一般トレーニーからアスリート、ボディビルダーまで幅広く利用されている人気のプロテインです。
3位 ビーレジェンド -beLEGEND- カゼイン&ホエイ いちごミルク風味
カゼインとホエイをミックスした混合プロテインです。カゼインのみが就寝前と食間に適しているのに対して、ホエイの混合により筋トレ直後に飲んでも効果を得ることができます。
ただ、カゼインとホエイの量は分散されてしまいますので、量的には不足感が出てしまいます。しかし、現在の研究では筋トレ直後にホエイとカゼインを混ぜて飲むと、そうではない場合に比べて筋肥大効果が高くなったという報告も出ています。これからの横断的な研究を待つところですが、先駆けて効果を確認してみる価値はあるでしょう。
商品としては夜用として展開されているますので、ベースはカゼインで、そこにホエイが含まれているプロテインと考えて下さい。
ホエイを混ぜているのは、研究結果を受けてなのか、溶けやすさを実現するためかは定かでありませんが、総合的なプロテインとしての効果は申し分ありません。
トロみはありますが、さっぱりとした味で甘さ控えめ。イチゴシェイクのように美味しく飲むことができます。ビーレジェンドが展開するプロテインの中では一番美味しいとの声もあります。
少々粉っぽいという声もありますが、それほど気になるレベルではありません。
タンパク質は、1杯当たり20.66g。TOP3の中では一番少ないですが、細マッチョを目指すトレーニーであれば十分な量だと思います。高強度トレーニングをしている人にとってはやや足りないかと思います。